英名 | Geranium |
学名 | Pelargonium |
科名 | フクロウ草科 |
産地の例 | フランス、スペイン、モロッコ、エジプト、イタリア、南アフリカ、アルジェリア、マダガスカル |
抽出部位 | 葉 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
成分の一例 | シトロネロール、ゲラニオール、リナロール、メントン |
テンジクアオイ属 (Pelargonium) とはフウロソウ科に属する植物の属で、一般にゼラニウムと呼ぶのは、四季咲き性のもので、日本で栽培されている大半はこの系統である。
花色などのバリエーションが多い。
かつて南アフリカで下痢止めとして利用された。
胃炎や神経痛、発熱、月経不順、通経剤、堕胎薬として用いられた品種もある。
抽出物が強い抗微生物活性を持つものもあり、現在でもハーブ薬などに利用されている。
精油の香りには鎮静と刺激、両方の効果があり、香りを嗅いでリラックスする場合と、逆の効果が現れる場合がある。
比較的安全な精油であり、食品業界・化粧品業界で多用されているが、近年EUによって、非常に強い感作性を有するという評価がされた。
精油は甘く優しい香りを持ちます。
精神と肉体のリズムのバランスを整え、不安、うつ傾向にある気分を明るくさせます。
心身の緊張による情緒不安定を癒しストレスを和らげてくれます。
生理のリズムの乱れを整えるためや月経中の不快な気分や月経痛更年期障害で落ち込む気持ちを和らげるためによく用いられてきました。
またむくみを改善する働きがあるといわれています。
スキンケアにもよく用いられます。